青木鉱泉の駐車場には07時前に着いたが、既に登山客の車が数10台あった。100台位止められるようだがシーズンには朝早く満杯になるようだ。 駐車料金750円を青木鉱泉へ支払い、領収書を車のフロントに掲示。
初めはなだらかな上りを歩く。 【青木鉱泉から 5分】
上から下を見ると相当上ってきたのが分かる。 【青木鉱泉から 48分】
小滝が流れる沢に下りて小休憩し、その後、岩に印がある所を渡る。 ここも含めて全ての渡渉地点では水量が少なく靴底が濡れる程度でした。 【青木鉱泉から 89分】
左の写真の大きな看板の後を右方向へ行くと滝展望台に行ける。 直進方向にも道(案内看板はなかったと思う)があったが、滝前に出る道なのか?(未確認) 滝周辺を拡大した地図はこちらで。 【青木鉱泉から 117分】
ロープがあるのでそれを使って上り、左側に出ると滝展望台。
ロープの所に戻ると上方向にロープがあるので上っていく。 【南精進ケ滝から 4分】
チョロチョロ流れる沢を渡渉。 【南精進ケ滝から 27分】
更に上ります。 【南精進ケ滝から 40分】
鳳凰の滝を観た後、直近の分岐を経由して少し歩くと地蔵岳への道に出ました。 ここを上っていくと白糸の滝へ向かいます(上矢印)。帰りに鳳凰の滝へ寄らない場合は真っ直ぐ下りていきます(下矢印)。写真は帰りに撮りました。 【鳳凰の滝から 10分】
急勾配が続く一番の難所で体が悲鳴を上げていました。 御来光の滝の最後の高低差300mの上りも大変だったが、こちら(鳳凰の滝~白糸の滝)も高低差は同じ位だが、それ以前の疲労が蓄積されていたようで体力の限界を超えていた。
【鳳凰の滝から 51分】
白糸の滝の昼食後の時間は13時20分で、 ①この後、五色ヶ滝まで1時間かかるとしたら青木鉱泉に着くまで日没の可能性があり危険。 ②五色ヶ滝は更に標高が高いのでガスって見えない可能性が大。 ③白糸の滝までで完全に体力を使い果たしており、残りを使って五色ヶ滝まで行くと帰りの体力がなくなり危ない。 との理由から、来る時見た案内板に書いてあるとおり、「勇気ある撤退」を決意し、今回メインに考えていた五色ヶ滝は非常に残念だが取り止めることになってしまった。 帰りは白糸の滝を13時20分に出発して3時間10分かかって、青木鉱泉には日没前の16時30分頃に無事到着した。 反省も含めて細かく分析すると ①青木鉱泉から五色ヶ滝までの所要時間は約5時間で見込んでいたが、平面地図で総工程の約70%に位置する南精進ケ滝に青木鉱泉から約2時間で到着したので、五色ヶ滝まで後1時間で行けるのではないかと安易に考えてしまった。このため、滝での撮影時間が長くなり、おまけに鳳凰の滝ではガレ場を上っていく無茶ぶりもあって、時間のコントロールが完全に狂った。 ②テレビでの天気予報は薄曇りだったが、快晴でないとダメということの山の天気の難しさを教えられた。 ③ネット情報から標高差1000mを登ることは始めから想定しており体力作りに努めてきたが、鳳凰の滝から白糸の滝までの行程が予想以上に困難を極め、年令を重ねることによる体力の衰えを再認識させられた。山登りをしている方は重い荷物を背負って登るのだから本当に凄いと改めて感心しました。 【鳳凰の滝へのリベンジも含めてその後ドンドコ沢へは2回訪問】 〇訪問レポート(2015.10.9) 〇訪問レポート(2016.9.10)
青木鉱泉から前回山梨に来た時宿泊したファミリーロッジ「旅籠屋」へ向かった。 翌日は私の好きな北精進ヶ滝へ行く予定であったが、小雨が降っていたこともあり、今までにない筋肉痛で滝めぐりをする気力がなかったので無理することなく中止した。一日ゆっくり身体を休めることとし、甲斐市にある「湯めみの丘」という日帰り温泉に寄って体を癒した後、昇仙峡周辺を観光して家には17時頃無事着いた。 その後、筋肉痛は2~3日続いたが、楽しいながらも苦しい貴重な経験をしました。