滝めぐり                 

ドンドコ沢の滝(南精進ヶ滝、鳳凰の滝、白糸の滝)の現地レポートです。
 滝への行き方、駐車場の有無、滝の所在地(場所)を、地図、マップコード、写真等により詳細に掲載しましたので、 訪問時の参考になれば幸いです。
 なお、掲載内容については管理者の推測等も含まれているため、自己責任での活用をお願いします。

             ドンドコ沢の滝 (南精進ヶ滝、鳳凰の滝、白糸の滝)
所在地  山梨県韮崎市清哲町青木
訪問日時 2015年8月19日07~16時
利用した駐車場(青木鉱泉) 有料(トイレ有)
 ⇐ クリックで地図表示
 167 462 262
南精進ヶ滝 
鳳凰の滝 
白糸の滝 
青木鉱泉から南精進ヶ滝までの時間 2時間
南精進ヶ滝から鳳凰の滝までの時間 55分
鳳凰の滝から白糸の滝までの時間 1時間15分
帰り(白糸の滝から青木鉱泉までの時間)  3時間10分

 マップコードをコピーし、Mapionのマップコード検索を選び、貼り付け・検索すると地図を表示できます。
また、マップコードはカーナビ・携帯ナビで目的地設定が簡単にできます。具体的な使用方法はこちらをご覧ください。
目的地の道が狭い場合等は目的地までのルートを表示しないので注意が必要です。



家を02時30分に出て山梨県のドンドコ沢の滝へ向かいました。
東関道、首都高、中央高速を経由するルートで、韮崎ICを下りてから国道20号線を諏訪方面へ走る。

韮崎ICから国道20号線を諏訪方面へ10km位走ると、道路左側に鳳凰三山の左折指示の看板がある。指示どおり120m先の「円野中」の信号を左折する。

クリックで拡大

クリックで拡大


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
左折後200m位走ると右折の看板があるので右折する。 右折後、900m位走ると左折の看板があるので左折する。このまま道なりに走って行く。


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
国道20号線から10km弱走ると御座石鉱泉の分岐点にでるので、左の青木鉱泉方面へ向かう。
ここまでの道路は一部砂利道があったり、舗装道路が傷んでいたりして車がグラグラ揺れながら走る区間もある。
青木鉱泉の駐車場には07時前に着いたが、既に登山客の車が数10台あった。100台位止められるようだがシーズンには朝早く満杯になるようだ。
駐車料金750円を青木鉱泉へ支払い、領収書を車のフロントに掲示。
青木鉱泉前を午前7時15分に出発。写真の右側に登山者カードのボックスが置いてある。
【青木鉱泉から 0分】


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
歩き始めの途中に登山ルート&登山の注意事項の案内板があった。
【青木鉱泉から 4分】

初めはなだらかな上りを歩く。
【青木鉱泉から 5分】

崩落のあった河原か?キレイに整備されていた。
【青木鉱泉から 12分】


クリックで拡大

クリックで拡大
いくつか堰堤があった。ここは最近作られたようです。
【青木鉱泉から 18分】
案内板はたくさんあった。
【青木鉱泉から 24分】


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
チョロチョロ流れる沢を渡る。渡渉地点には岩に目印があった。
【青木鉱泉から 32分】
案内板は多いので迷う心配はないと思う。
【青木鉱泉から 37分】


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
ジグザグの登山道を上っていく。
【青木鉱泉から 45分】
上から下を見ると相当上ってきたのが分かる。
【青木鉱泉から 48分】
崩落現場を歩く。キレイに整備されているので心配はない。
【青木鉱泉からの 52分】


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
前方に無名の小滝(?)が見える。
【青木鉱泉から 84分】

小滝が流れる沢に下りて小休憩し、その後、岩に印がある所を渡る。
ここも含めて全ての渡渉地点では水量が少なく靴底が濡れる程度でした。
【青木鉱泉から 89分】



クリックで拡大

クリックで拡大
登山道を10数分歩いた後、また小滝のある沢を渡渉する。
【青木鉱泉から 112分】
南精進ヶ滝への分岐。下部に東洋大ワンダーフォーゲル部の表示あり。
真っ直ぐ進むと南精進ヶ滝(150m)に行く。上から下りてくる道は、帰りに南精進ヶ滝に寄らないで下りるとここに出てきます。
【青木鉱泉から 114分】


クリックで拡大
南精進ヶ滝の看板。
【青木鉱泉から 117分】

左の写真の大きな看板の後を右方向へ行くと滝展望台に行ける。
直進方向にも道(案内看板はなかったと思う)があったが、滝前に出る道なのか?(未確認)
滝周辺を拡大した地図はこちらで。
【青木鉱泉から 117分】

ロープがあるのでそれを使って上り、左側に出ると滝展望台。
【青木鉱泉から 118分】


クリックで拡大

クリックで拡大
南精進ヶ滝です。中規模の滝ですが見栄えのあるキレイな滝でした。

【青木鉱泉から 120分】
ロープの所に戻ると上方向にロープがあるので上っていく。
【南精進ケ滝から 4分】
高い位置から南精進ヶ滝を観ることができる場所にでました。
この後、案内板のない分岐を上っていきますが、下の方へ下りる道は東洋大ワンダーフォーゲル部の表示があった案内板の所に出ます。
【南精進ケ滝から 5分】




クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
上っていきます。
【南精進ケ滝から 10分】

チョロチョロ流れる沢を渡渉。
【南精進ケ滝から 27分】

上ります。
【南精進ケ滝から 34分】


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
鳳凰の滝への分岐。帰りに鳳凰の滝に寄らないで下りるとここに出る。
【南精進ケ滝から 39分】

更に上ります。
【南精進ケ滝から 40分】

鳳凰の滝への直近の分岐。鳳凰の滝を観た後はここを通って白糸の滝へ向かいます。
【南精進ケ滝から 45分】


クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
鳳凰の滝。遠景になるが二つの滝のコラボレーションが素晴らしい。〇の岩まで近づこうと思い、左岸(右側)から右岸に渡渉するポイントを探しながら上っていきましたが、登山靴では右岸に渡渉するのは危険なので途中で止めました。

【南精進ケ滝から 55分】

鳳凰の滝を観た後、直近の分岐を経由して少し歩くと地蔵岳への道に出ました。
ここを上っていくと白糸の滝へ向かいます(上矢印)。帰りに鳳凰の滝へ寄らない場合は真っ直ぐ下りていきます(下矢印)。写真は帰りに撮りました。
【鳳凰の滝から 10分】

案内板からの道は急勾配でキツクなりました。
【鳳凰の滝から 15分】




クリックで拡大

クリックで拡大

クリックで拡大
急勾配にあった案内板。
【鳳凰の滝から 30分】

急勾配が続く一番の難所で体が悲鳴を上げていました。
御来光の滝の最後の高低差300mの上りも大変だったが、こちら(鳳凰の滝~白糸の滝)も高低差は同じ位だが、それ以前の疲労が蓄積されていたようで体力の限界を超えていた。

【鳳凰の滝から 51分】

【鳳凰の滝から 65分】


クリックで拡大

クリックで拡大
こちらも素晴らしい景色が眼の前に広がっていましたが、上部の滝はガスっていて残念な結果となっていました。
昼食を食べながら暫く待ちましたが、好転する気配がなく諦めました。

【鳳凰の滝から 75分】
白糸の滝への分岐。
【鳳凰の滝から 74分】

白糸の滝の昼食後の時間は13時20分で、
①この後、五色ヶ滝まで1時間かかるとしたら青木鉱泉に着くまで日没の可能性があり危険。 
②五色ヶ滝は更に標高が高いのでガスって見えない可能性が大。 
③白糸の滝までで完全に体力を使い果たしており、残りを使って五色ヶ滝まで行くと帰りの体力がなくなり危ない。 
との理由から、来る時見た案内板に書いてあるとおり、「勇気ある撤退」を決意し、今回メインに考えていた五色ヶ滝は非常に残念だが取り止めることになってしまった。

帰りは白糸の滝を13時20分に出発して3時間10分かかって、青木鉱泉には日没前の16時30分頃に無事到着した。

反省も含めて細かく分析すると
①青木鉱泉から五色ヶ滝までの所要時間は約5時間で見込んでいたが、平面地図で総工程の約70%に位置する南精進ケ滝に青木鉱泉から約2時間で到着したので、五色ヶ滝まで後1時間で行けるのではないかと安易に考えてしまった。このため、滝での撮影時間が長くなり、おまけに鳳凰の滝ではガレ場を上っていく無茶ぶりもあって、時間のコントロールが完全に狂った。
②テレビでの天気予報は薄曇りだったが、快晴でないとダメということの山の天気の難しさを教えられた。
③ネット情報から標高差1000mを登ることは始めから想定しており体力作りに努めてきたが、鳳凰の滝から白糸の滝までの行程が予想以上に困難を極め、年令を重ねることによる体力の衰えを再認識させられた。山登りをしている方は重い荷物を背負って登るのだから本当に凄いと改めて感心しました。


【鳳凰の滝へのリベンジも含めてその後ドンドコ沢へは2回訪問】
  〇訪問レポート(2015.10.9)  
  〇訪問レポート(2016.9.10) 


(注)ヤマレコはこちらで.。
国土地理院の拡大地図、標高グラフなどを見ることができます。


青木鉱泉から前回山梨に来た時宿泊したファミリーロッジ「旅籠屋」へ向かった。
翌日は私の好きな北精進ヶ滝へ行く予定であったが、小雨が降っていたこともあり、今までにない筋肉痛で滝めぐりをする気力がなかったので無理することなく中止した。一日ゆっくり身体を休めることとし、甲斐市にある「湯めみの丘」という日帰り温泉に寄って体を癒した後、昇仙峡周辺を観光して家には17時頃無事着いた。
その後、筋肉痛は2~3日続いたが、楽しいながらも苦しい貴重な経験をしました。


【 滝 情 報 】 
訪問にあたりお世話になったWebページです。ありがとうございました。
また、初めて訪問する方々が参考になる滝へのルートが写真等で分かり易く紹介されているWebページも掲載しました。