滝めぐり                 
   
日本の滝100選「御来光の滝」の現地レポートです。
 滝への行き方、駐車場の有無、滝の所在地(場所)を、地図、マップコード、写真等により詳細に掲載しましたので、 訪問時の参考になれば幸いです。
 なお、掲載内容については管理者の推測等も含まれているため、自己責任での活用をお願いします。

御来光の滝
所在地  愛媛県久万高原町若山
訪問日時 2015年4月24日07~15時
利用した駐車場 無料(スカイライン入口にトイレ有)
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 822 240 707
駐車場から滝までの時間  約3時間
                 
 マップコードをコピーし、Mapionのマップコード検索を選び、貼り付け・検索すると地図を表示できます。
また、マップコードはカーナビ・携帯ナビで目的地設定が簡単にできます。具体的な使用方法はこちらをご覧ください。
目的地の道が狭い場合等は目的地までのルートを表示しないので注意が必要です。



昨日は白糸の滝、白猪の滝唐岬の滝をまわって、国民宿舎「古岩屋荘」に泊りました。唐岬の滝からナビ任せで細い道をノロノロ運転だったので少々お疲れ気味でした。
今日はいよいよこの旅のメインである御来光の滝に向かいます。朝飯をおにぎりにしてもらい、宿を5時30分に出て石鎚スカイラインの7時の開門時間に合わせて向かいましたが、道路は昨日とは違って普通の道で空いていたので、石鎚スカイラインの入口には6時過ぎに着いてしまいました。

滝へのルートは案内標識は全くありません。しかし、要所要所にリボンがあるのでそれを頼りに歩きます。リボンを見失ったら周囲を見渡すと見つかると思います。また、登山道だけでなく対岸に目をやるとリボンがある場合がありますので、その場合は川を渡渉することになります。
危険個所には梯子、ロープ、木橋等が設置されていますが、登山道は狭く滑落すると大怪我以上の可能性のある場所も多くありますので十分な注意が必要です。距離も長くハードなコースなのでそれなりの覚悟もいります。

【注意】本ルートは危険個所がたくさんあり、それらに対応した装備と現地知識が必要となります。レポートを参考に訪問しても当方では一切責任を負えませんので、綿密な準備、計画を立てて注意してお出かけください。


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スカイライン入口に一番乗りかなと思ったら、岡山県のSさんが既にきておりました。私達と同様に御来光の滝へ行かれるとのことでした。
開門は7時ぴったりでした。閉鎖は18時となっていた。
スカイライン入口から15分位で「御来光の滝」長尾根展望所駐車場に着きました。


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日本の滝100選に選ばれた御来光の滝。
望遠鏡でないとよく見えませんが、遥か彼方に御来光の滝(〇印)が見える。


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駐車場からスカイラインに出て石鎚土小屋方面に100m位歩いていくとカーブミラーがある。
カーブミラーのポールに目印のリボンがあった。そこのガードレールを乗り越えると踏み跡がはっきりしている。
急斜面を下りていく。下りていく時、途中で道に迷い時間が少々かかってしまった。ジグザグになっている道なので踏み跡をよく確認すれば間違えることはないのだが・・・(反省)
Sさんは早くもここで見失ってしまった。
今回のシューズは私がラバーソール沢靴(キャラバン KR1)、相棒がフェルトソールの沢靴であったが、この急斜面には落葉がたくさん積もっていたため、相棒の靴は滑って相当歩き難いようだった。帰りの上りは靴は大丈夫の様だったが体力が限界だったようだ。私の靴は急斜面、渡渉でも快適でした。


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ロープがある所はそれを使って下りていくが、高低差300mを下りることになるので帰りが大変だった。もう嫌だというほど辛かった。
やっと平らな所に到着。目印のリボンがあります。
急斜面を駐車場から約40分かかって下りると堰堤があった。20日の大雨の影響はなく、流れは少ないようだ。


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始めは左岸を歩く。
暫く歩くと対岸(右岸)に目印のブルーシートとリボンが見えた。
リボンを目指して比較的濡れないような所を右岸へ。ここは靴の上部まで濡れてしまったが、後の渡渉では靴底が濡れる程度で済んだ。(写真は渡渉してから撮った)
※ 河川を上流から下流に向かって眺めた時、右側を右岸、左側を左岸と呼ぶ。滝を見に行く時、多くの滝が下流側から上流へ上っていくので、右、左が逆になるので注意。こちらを参照。



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リボンのある所から登山道を上り、その後もリボンを頼りに歩く。
比較的新しい木橋を渡る。
登山道を20数分歩くと川に差し掛かるので左岸へ渡渉する。(写真は渡渉してから撮りました)


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左岸を歩いていくと「七釜」がある。景色のキレイな所で10分位休憩する。左の写真は振り返って撮った。
その後もリボンを頼りに左岸を歩く。


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暫く歩き右岸へ。(写真は渡渉してから撮った)
右岸の登山道をリボンを頼りに歩く。踏み跡ははっきりしている
対岸に支沢からの犬吠の滝が見える。


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犬吠の滝から1~2分歩くと右側に魚止の滝が見える。
涸沢を渡る。
新しい梯子を上る。


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倒木には歩き易いように切り込みが入っていた。木橋、梯子、ロープなど感謝・感謝です
感謝しながら木橋を渡る。
川に出ると左岸に渡渉する。


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5分位歩き右岸へ渡渉する。(対岸にリボンが見える)
すぐ左岸へ渡渉する。(対岸にリボンが見える)
また倒木が削ってある。


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ケルンのある所を右岸へ。
対岸に南沢が見える。
南沢を通過後すぐに左岸へ渡渉。


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左岸を歩くことなく右岸へ渡渉。
右岸の登山道を上っていく。
チョロチョロ流れている所にロープが張ってあるので渡る。


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倒木に切り込みがあり足をかけて歩く。
またロープが。ここは急傾斜で危険だがロープがあり大変助かる。
小滝が右側に見える。


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御来光の滝が見えてきました。
3時間チョッとで滝つぼに到着。
一緒に来たSさんはどうしたのかな?と思ったら既に滝の左岸で撮影していました。2時間で滝に着いて撮影も済んだので帰る所だと言って、颯爽と飛ぶように帰っていきました。達人ですね。
(注)ヤマレコはこちらで.。
国土地理院の拡大地図、標高グラフなどを見ることができます。


日本の滝100選であり、難攻滝といわれる御来光の滝の滝つぼまで行くことができ、また無事帰れることができて良かった。
前回(2012.3.26)四国に行った時、唐岬の滝周辺から雪が降り始めうっすらと積もってきたので、石鎚スカイラインまで到達することができませんでした。その当時は滝めぐりを始めたばかりだったので、御来光の滝の滝つぼまで行くことなど考えになく、展望台から見る予定でした。
それから3年が経ち100選の滝訪問も80を超え、経験も積んで装備も徐々にそろってきたので、滝つぼへ挑戦したいという気持ちが高まっての滝めぐりとなりました。当日は天候にも恵まれダイナミックな滝を見ることができ大満足でした。楽しみにしていた虹が見られなかったのは心残りでしたが・・・。


滝見の後は道後温泉「宝荘ホテル」へ直行し、へとへとに疲れた体を温泉で癒しました。
翌日は家まで約900kmを13時間かけて走り、無事家へ22時に着くことができ、楽しい思い出に残る旅行となりました。


【 滝 情 報 】 
訪問にあたりお世話になったWebページです。ありがとうございました。
また、初めて訪問する方々が参考になる滝へのルートが写真等で分かり易く紹介されているWebページも掲載しました。