滝めぐり                 
   
日本の滝100選「八ツ淵の滝」の現地レポートです。
 滝への行き方、駐車場の有無、滝の所在地(場所)を、地図、マップコード、写真等により詳細に掲載しましたので、 訪問時の参考になれば幸いです。
 なお、掲載内容については管理者の推測等も含まれているため、自己責任での活用をお願いします。

八ツ淵の滝
所在地  滋賀県高島市黒谷
訪問日時 2015年4月16日09~14時
利用した駐車場 有料(トイレ有)
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 263 366 435
魚止の滝 
障子ケ滝 
大摺鉢
屏風ケ滝
貴船の滝
七遍返しの滝
駐車場から七遍返しの滝までの時間  4時間(帰りは登山道で1時間10分)
                 
 マップコードをコピーし、Mapionのマップコード検索を選び、貼り付け・検索すると地図を表示できます。
また、マップコードはカーナビ・携帯ナビで目的地設定が簡単にできます。具体的な使用方法はこちらをご覧ください。
目的地の道が狭い場合等は目的地までのルートを表示しないので注意が必要です。



ホテルを08時に出て八ツ淵の滝へ向かいました。
県道296号線に「ガリバー青少年旅行村」の看板があるのでその看板を頼りに進みます。
【注意】本ルートは危険個所がたくさんあり、それらに対応した装備と現地知識が必要となります。レポートを参考に訪問しても当方では一切責任を負えませんので、綿密な準備、計画を立てて注意してお出かけください。

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ガリバー青少年旅行村の駐車料金は400円です。30台位止められます。
ハイキングコースとして整備されていますが、滝コースは上級コースです。滑落事故が発生しているようで警告掲示がたくさんありました。


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最初は舗装された道を歩く。 登山道の入口にあった案内板。滝を観に行くルートは「ドクロマーク」と「死亡事故多発」の文字があり恐ろしさを訴えている。だが、滝を観にきたのでその道を行くしかない。
登山上級者じゃないけど滝を観に行きます。


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登山道入口は案内板の左。荒れているのであっているのか半信半疑で歩く。
少し歩くと登山道から離れて登山上級者向けの滝方面へ下りていく。


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下りると川に突き当たります。 そこで渡渉することになるが水量が多くて濡れずに渡る場所がない。相棒は下流の方で渡渉を試みていたようだが、やがて全身ずぶ濡れで帰ってきた。下着まで濡れたようだ。これで覚悟がつき靴の上部まで濡らしながら渡渉した。早くも警告どおりの結果となってしまった。この日は比較的暖かい日であったが4月中旬なので寒そう。それでもどうすることも I CAN NOT だ。


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渡渉後も鎖のある険しい場所を。
案内板・リボン等は豊富で迷うことはないと思う。
落差はないが勢いのある魚止の滝。
       




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次は障子ケ滝へ。 危険ですが鎖があるから助かる。鎖は新しいものが多かった。
元気な障子ケ滝。飛沫が凄くて撮影が大変だった。これから上っていく垂直の岩場に、飛沫がまともにかかっているのが見える。
    


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【下部】
渡渉してから、ほぼ垂直の岩場をロープで上るが飛沫で岩が濡れていて、そのうえステップがあるが間隔が広く相棒にはキツカッタようだ。ロープの左に鎖があったが空中にぶら下がっており使えない。岩の形がネットで見たものと違っているように見えるので以前使っていたものかな?
【全景】
障子ケ滝の前のロープ、ステップ、梯子、鎖を使って渡渉し、岩場を登る場所。
相棒から「あそこを本当に上っていくの?」と言われて恐怖心がわいたが行くしかない・・・と自分を奮い立たせて。ここが一番の難所で非常に怖かった。
【上部】
梯子から下の方を見下ろす。岩場を上っている時は必死で写真を撮るどころじゃなかったので上っている写真はありません。


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濡れた岩場を上った後は、急斜面を鎖で数10m上の登山道まで上る。
唐戸の滝はどれだか確認できなかった。
大摺鉢に到着しホッとしました。写真の場所には渡渉しないと行けないので帰りに撮影しました。
  
貴船の滝方面に向かうルートにも警告板があったがこのまま進む。


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大摺鉢の上流部。
小摺鉢は見落としたようです。
右岸に鎖があるので伝わり歩き。 右岸の残雪がある場所を歩く。
※ 河川を上流から下流に向かって眺めた時、右側を右岸、左側を左岸と呼ぶ。滝を見に行く時、殆どの滝が下流側から上流へ上っていくので、右、左が逆になるので注意。こちらを参照。


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なおも右岸を前進。
右に屏風ケ滝が見える。
貴船の滝が見えてきましたが危険な場所でロープと鎖を頼りに歩く。滑落注意の場所です。


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落差が八ツ淵の滝で一番大きく、キレイで見応えのある貴船の滝。
滝前まで鎖で下りて左岸へ渡渉する。渡渉する時、鎖の真下が深くなっていたので注意が必要です。靴は魚止の滝前の渡渉で濡れてしまったので、この頃には濡れるのが気にならなくなっていたので当然靴下まで濡れました。
鎖の設置状況の動画はこちらで。
渡渉後、垂直梯子を上る。
飛沫でカメラのレンズがくもってる。


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ネット情報で怖いと思った場所ですが、岩が濡れていないので簡単でした。
ここを上った所に平らな場所があったので昼食にした。
昼食の後、七遍返しの滝へ向かう。
七遍返しの滝方面と旅行村へ帰る道に合流します。帰りは貴船の滝方面は危険なので、この大摺鉢経由の登山道で帰る。




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歩き易い道をリボンの目印と踏み跡を頼りに歩く。
暫く歩くと右岸に渡渉する。
帰りの同じ場所を振り返って撮影。
○印の倒木が架けられていた。
七遍返しの滝からの帰りに若い外人さんと行き会いましたが、「途中の川は危ないから気をつけてね」とカタコトの日本語で話をしていました。何のことかと思ったら、外人さんが渡渉し易いように倒木を渡してくれたのでした。外人さんは七遍返しの滝の手前にいたので「サンキュー」と大きな声で呼びかけると笑って手を振ってくれました。頭のいい外人さんとのうれしい出来事でした。


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渡渉後に右手に滝が見えますが七遍返しの滝ではないので注意。
残雪がまたあった。
丸太橋の先に七遍返しの滝が見える。


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最後の七遍返しの滝。
 
滝の近くまで行くにはこの丸太橋を渡ります。上部に鎖があるので注意して渡る。
ラバーソール沢靴(キャラバン KR1
今回の滝のために購入しました。渡渉時は滑りにくく、登山道でもグリップ力が強く快適でした。特に障子ケ滝の前の濡れた岩場では威力を発揮してくれた。難点は渡渉時に水が浸み込んでくることかな。(沢登り用のためか?)


全体的に水量が多く渡渉には悩ませられましたが元気な滝を観ることができ良かった。
相棒はこの後3~4日、全身の筋肉痛で辛そうだった。


(注)ヤマレコはこちらで.。
国土地理院の拡大地図、標高グラフなどを見ることができます。



【 滝 情 報 】 
訪問にあたりお世話になったWebページです。ありがとうございました。
また、初めて訪問する方々が参考になる滝へのルートが写真等で分かり易く紹介されているWebページも掲載しました。